2/22 またまたシンセ温泉に出演致します。
今年は年始の世界最大規模の楽器の見本市である米国NAMMショーにて、世界中のシンセメーカーからユーロラック規格のモジュラーシンセが多数発表・発売されるなど、シンセサイザーの分野が非常に活発になってきています。そして、近年はノートパソコンによるライブが多かったのですが、今は”No PC”を掲げてシンセ実機だけでライブを繰り広げるアーティストも世界的に増えています。
このシンセ温泉も、そのような世界的な流れとシンクロするかのように、シンセ実機で演奏を繰り広げるアーティストが揃っています。
昨年話題になった日本初のシンセサイザードキュメンタリー映画「ナニワのシンセ界」の出演者も勢揃いです。
どうぞ、世界の動向にシンクロしているシンセサイザーシーンと、シンセ実機の音圧を、是非とも体感しに来て下さいね。
日時 2015年2月22日
イベントページ
https://www.facebook.com/events/422643784559829/438989599591914/
出演アーチスト
・ドクターREON荒川伸&江夏 正晃助手・ebee#1(FILTER KYODAI from marimoRECORDS) /
・電気蕎麦(国分と博士)+Risa(シンセサイザーガール)
・フェイターン
・Naturally Gushing Electric Orchestra
・Envelope77 (Unyo303+Saya Nishida)
・VOLKA BROTHERS(dobutas&TNTK)
・Yullippe(a.k.a Yuri Urano)
・マイスター★シンセ斉
・Route09
open16:00/start17:00/
fee¥1500 stu.¥1000(+1drink¥500) 学生は学生書提出で¥1000
小学生以下は無料です。
Blue Eyes HP
http://blueeyeskyoto.com/
毎回と同様、シンセサイザートークコーナーや、お客様もモジュラーシンセが触れるコーナーもある、観客参加型イベントです。
シンセ好きのみならず、本物エレクトロニック音楽しみたい人、是非お集まりください!
<”シンセ温泉!”とは>
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近年、渋温泉での「音泉温楽」や、温泉アンビエントシリーズ「Naturally Gushing」で、シンセサイザーミュージックの可能性を追求し続ける「温仙人」サワサキヨシヒロが、新たにゆるりと開催する新イベント、それが「シンセ温泉!」
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昨今、テクノやエレクトロニックなシンセサイザーミュージックといえば、パソコン1台あれば容易にできてしまう、そんなDTM、DAWの時代だ。
初期YMOのように、かつて70年代、エレクトロニックミュージックを奏でるためには、重たいモジュラーシンセサイザーを何台も用意し、配線をつないで、電源を入れて数時間、血液のごとく電気で機材を潤しチューニングをする、という繊細な演奏状況の中で、切磋琢磨する時代があった。
しかしながら、そんな時代も昔のこと、今ではパソコンで、あらゆる音が出せるという、ほんとに幸せな時代だ。重たい機材を運ぶ労力も無く、PC一台でスッキリとスタイリッシュに、カッコ良くテクノやエレクトロニックミュージックが奏でられる。そんな時代になってもうかれこれ20年近く経ってしまった。
だが、しかーし!70年代ジャーマンエレクトロニクスの如く、配線が縦横無尽に行き交い、アナログのモジュラーシンセサイザーが、これぞとばかりにステージに並んでるアナクロな光景の、なんともいえないカッコ良さを、忘れられないのは僕だけではないはずだ。
今一度、デカクて重たいモジュラーシンセを担ぎ出すのだ!デカクて重たいのに、単なる1音しか出ないようなアナログシンセから、その全身全霊をこめて放たれる、無骨な音!それはまるで、年期の入った年寄り手作り職人の如く、渾身の音色となり、聴くものに訴えかけることだろう。
まさに温泉にどっぷりと浸かるが如く、モジュラーシンセサイザーの電子音の泉に、貴方もどっぷり浸かってみませんか!